病院総合補償制度

産業医等活動保険補償団体契約専用

産業医、健康管理医、学校医、保健所等の嘱託医の業務(活動)に起因して発生した不測の事故について、病院・診療所もしくは医師個人の賠償責任を補償します。

  • この保険は、一般社団法人全日病厚生会の病院(診療所)賠償責任保険に加入していることが加入条件です。

保険の対象となる方

病院・診療所の開設者
勤務医師包括担保特約を付帯することで病院・診療所に勤務する勤務医師の方々も無記名で包括的に含めることができます。

特長

1
病院(診療所)賠償責任保険では補償されない産業医等の活動リスクを補償
産業医等の活動において、病院(診療所)賠償責任保険では対象外となる医療行為の業務(産業医、健康管理医、学校医、嘱託医としての職務活動)の遂行に起因して発生した不測の事故によって第三者に対して負担する法律上の賠償責任を補償します。
2
団体契約専用の補償
産業医等活動保険は、病院・診療所のニーズにお応えした団体契約専用の商品です。

保険金をお支払いする場合

日本国内における産業医・学校医等の嘱託医としての業務の遂行に起因して発生した不測の事故について、被保険者が法律上の賠償責任を負担することにより被る損害に対して保険金をお支払いします。ただし、事故に起因する損害賠償請求が、保険期間中になされた場合に限ります。

事故想定例

産業医の派遣を委託している企業の従業員Aに対して、建設現場での高所作業を行って良いかの判断を求められ、過去から狭心症があることから「就業不可」と回答した。後日、従業員Aが「高所作業が出来ないこと」を理由に勤務先の企業から解雇された。従業員Aより自身が解雇され不利益を被ったのは産業医の回答によるものであるとして、産業医を派遣した病院が賠償請求を受けた。